デトロイトの大手自動車メーカー3社に対する全米自動車労働組合(UAW)のストライキは4週目に入り、今世紀のどの自動車産業ストライキよりも米経済に大きなダメージを与えている。 9月15日に始まった米国の自動車労働者のストライキは現在も続いており、ストライキに参加した労働者の数は約2万5000人に達している。 UAWは金曜日、メーカーとの交渉は「大幅に進展」したが、自動車組合の最終目標にはまだ達していないため、当面はストの範囲を拡大しないと発表した。
2019年、ゼネラルモーターズに対するUAWのストライキは40日間続き、経済に推定40億ドルの損失をもたらした。
データによると、UAWのビッグスリーに対するストライキにより、労働者は5億7,900万ドルの賃金を失い、自動車メーカーは総額26億8,000万ドル、ディーラーと顧客は12億6,000万ドル、サプライヤーは16億ドルの損失を被った。
AEGの代表兼最高経営責任者(CEO)のパトリック・アンダーソン氏は声明で「工場の閉鎖が増え、部品不足を報告するディーラーが増えたため、第3週の損失は前の2週間よりも大きかった」と述べた。同氏は「部品サプライヤーへの圧力は非常に深刻になっており、サプライヤーの30%以上が従業員の解雇を始めたと述べた」と述べた。
AEGは、自動車部品サプライヤー協会MEMAによる最近の調査で「調査対象の自動車部品サプライヤーの30%近くがストライキの結果、直接雇用されている従業員の一部を解雇した」ことが判明し、「他のサプライヤーも解雇を開始し、60%以上が10月中旬までに解雇を開始すると予想している」と指摘した。
フォードはストライキの2週目に、ストライキが続けば最大50万人のサプライヤー従業員が解雇される可能性があると警告した。自動車メーカーは一部の工場の閉鎖に伴い、数千人の自社従業員を解雇した。
米国のエコノミストらは、ストライキが1カ月以上続くと米国の国内総生産(GDP)に影響を与え、景気後退のリスクが高まる可能性があると警告している。