米国証券取引委員会は木曜日、ほとんどのミームコイン(ミームから派生した暗号化トークン)は米国連邦法上の有価証券とはみなさないとのガイダンスを発表した。 SECは、ミームコインを購入または保有する人が連邦証券法によって保護されているとは考えておらず、「ミームコインの募集や販売に参加する人は、取引を委員会に登録する必要はない」と述べた。

SECの新たな指針は、ドナルド・トランプ大統領の2期目の任期が始まってから約1か月で発表され、同大統領はイーロン・マスク氏が長官を務めるミームコイン「ドージコイン」にちなんで名付けられた独立した政府諮問機関、政府効率省を設立する大統領令を出した。

トランプ大統領はまた、就任式の数日前に支持者向けに「$TRUMP」と呼ばれる記念コインを発売した。デイリー・テレグラフ紙が木曜日に報じたところによると、記念コインの価値は1月19日のピーク以来、120億ドル減少したという。

今年1月にトランプ大統領に任命された米国証券取引委員会(SEC)のマーク・ウエダ委員長は、以前、仮想通貨に関して明確な規制線を設けると述べていた。上田氏は就任初日、仮想通貨タスクフォースの設置を発表した。

上田氏が委員である米国証券取引委員会は、ミームコインは「収入を生み出さず、将来の収益、利益、企業資産に対する権利を伝達しない」ため有価証券ではないと考えている。むしろ、SECはミームコインを電子収集品に近いものだと考えていると述べた。

ミームコインに関する木曜日のガイダンスは、ゲーリー・ゲンスラー前会長の下でのミームコインに対するSECの見解からは大幅に縮小したものである。ゲンスラー氏は、ミームコインを含む暗号トークンを有価証券として扱うことと、暗号サービスプロバイダーが積極的にSECに登録することを繰り返し求めてきた。

また木曜日、米国証券取引委員会は米国最大の仮想通貨取引所であるコインベースに対する訴訟を取り下げると発表した。

上田氏は声明で「過去数年間、仮想通貨に関する委員会の見解は主に一般大衆を巻き込むことなく執行措置を通じて表明されてきた」と述べた。 「委員会がアプローチを修正し、より透明性の高い方法で仮想通貨政策を策定する時期が来た。」