米民主党のエリザベス・ウォーレン上院議員はソーシャルメディアに投稿し、イーロン・マスク氏のスペースXが連邦税をほとんど支払わずに米政府との契約から数十億ドルの利益を得ていると非難した。現地時間月曜日、ウォーレン氏はこう書いた。

彼女はトランプ大統領の税制改革を非難し、トランプ大統領と共和党が「億万長者企業のために税金の抜け穴を操作している」と述べ、「企業へのこれ以上の補助金を出さない」よう要求した。

ウォーレン氏のコメントは、スペースXが2002年の設立以来、純営業損失繰越として知られる合法的な税務戦略を利用して、約50億ドルの課税所得に対する連邦所得税の支払いを回避してきたとの報道を受けたものである。

この条項はトランプ大統領1期目の2017年に無期限に拡大され、企業が早期の損失を将来の収入と相殺することを認めている。

2月、マスク氏とテスラの財務担当副社長センディル・パラニ氏はテスラが脱税したという主張を否定し、同社はIRSの規制に従って過去の損失を合法的に繰り越していたと述べた。

当時、マスク氏はテスラが利益のほとんどが海外売上高によるものだったため、2024年を含む数年間、米国の連邦所得税を支払っていなかったことを認めたが、過度の抜け穴に対処するための包括的な税制改革の必要性を強調した。

メディアが精査した文書によると、2020年と2021年のスペースXの収益の75%以上が連邦契約によるものだった。しかし、同社は2021年に外国政府への48万3000ドルと州税7万8000ドルを含む最小限の税金しか支払っていなかった。

スペースXの事業も好調で、2025年の売上高は2023年の74億ドルの2倍となる155億ドルに達すると予想されている。

同社の衛星インターネットサービス「スターリンク」は現在、同社のロケット部門を上回る収益を上げており、ユーザー数は250万人、2023年の売上高は80億ドルとなっている。

ウォーレン氏は以前、マスク氏を利益相反と政府の影響力の濫用で非難していた。 6月、同氏の事務所は「イーロン・マスク氏の130日間」と題した報告書を発表し、トランプ政権の顧問時代に同氏が100件以上の職権乱用を行ったと非難した。

彼女はまた、国防総省がマスク氏の人工知能スタートアップxAIに2億ドルの契約を与えたことも批判した。