テレビやエアコンなどの電子製品の製造で知られる日本の大手シャープは、電気自動車(EV)市場への参入にますます本腰を入れている。今回、「家族の拡張」という独自のデザインコンセプトを採用し、クルマが家族生活の一部となることを追求した2代目LDK+コンセプトカーが登場する。

「LDK」とは「リビング・ダイニング・キッチン」の略称です。シャープの大胆なアイデアは、自動車を家の延長として、単なる移動手段ではなく、レジャースペースやプライベートな会議室としても利用できるようにすることです。車両を駐車すると、後部座席と後部座席の間に設置されたテーブルとプロジェクターが視認できます。運転席を回転させて後ろ向きにすることで、空間全体をリビングルームのように快適でカジュアルに演出します。乗客は後列の上にある巨大なカーテンを下ろし、プロジェクターをオンにして映画を楽しんだり、仮想会議に参加したりすることもできます。

昨年9月にデビューした初代LDK+コンセプトカーと比較して、シャープは今回デザイン路線を変更し、本来の小型バンからより伝統的なSUVの形状に切り替えた。先代モデルは回転式リアシートや65インチの大画面を搭載していた。屋根にはソーラーパネルも装備されており、車両に電力を供給し、家庭に電力を供給します。

電気自動車に参入する日本のエレクトロニクス企業としては 2 番目であるシャープは、ソニーの傾向に同調しています。ソニーとホンダは、スマートコックピットと運転支援機能を搭載したプレミアムセダン「Afeela」を共同で発売した。価格は約9万ドルで、2026年半ばに米国で発売される予定だ。

LDK+コンセプトカーは、家庭用太陽光発電システムやエネルギー貯蔵システムと連携し、充電とエネルギー管理を実現できると報じられている。シャープは、将来的にはキッチン家電やエアコン、洗濯機などのスマートホーム機器と相互接続し、生活効率を向上させることが期待されると述べた。クルマの家事関与には疑問もあるが、シャープは依然として「家族統合」というコンセプトを積極的に推進している。シャープとフォックスコンが共同開発したこの新型車は、10月30日に東京で開催されるジャパンモビリティショーで初公開される予定で、さらなる詳細は引き続き注目に値する。