関係者によると、フォードモーターとBYDは提携について協議しており、フォードは一部のハイブリッドモデル用にBYDからバッテリーを購入する予定。関係者によると、両社はまだ協力方法について協議中だという。一つのアイデアは、フォードがBYDから米国外のフォードの工場に電池を輸入するというものだ。

関係者らによると、交渉はまだ続いており、合意に達しない可能性があるという。

フォードにとって、この動きは重要な問題を解決することになる。同社は電気自動車事業を縮小し、ハイブリッド車ラインナップへの投資を強化しているため、バッテリーサプライヤーが必要となっており、BYDは高品質の自動車用バッテリーを生産できる。

フォードの広報担当者は「われわれは多くの企業と多くのことについて協議している」と述べた。

フォードは先月、需要の減少に直面して電気自動車の生産に重点を置かないよう戦略を調整し、主に電気自動車事業に関連する費用として推定195億ドルを徴収すると発表した。同社は、2030年までにハイブリッド車、長距離プラグインハイブリッド車、純電気自動車の販売が世界総販売の約半分を占めるようにすることを目指していると述べた。

同時にフォードはガソリン車のラインアップを強化し、ハイブリッドのオプションを拡大する計画だ。そのためには、フォードはハイブリッド車に適したバッテリーをさらに必要としている。

BYDはすでにカリフォルニア州のバス製造工場で商用車用バッテリーの一部を生産しているが、米国ではまだ乗用車用バッテリーを生産していない。米国の自動車メーカーの中には、外国の電池メーカーと提携しているところもある。ゼネラルモーターズとフォードはどちらも韓国企業と合弁事業を行っている。

フォードはミシガン州マーシャルに電池工場を建設しており、電池メーカーCATLの技術を利用して低コストのセルを生産する計画だ。この発電所は共和党議員からの批判を呼び、共和党議員はこの取引とプロジェクトに対する調査を開始した。フォードは、ミシガン州の工場が年内に生産を開始し、今後発売される3万ドルの全電気ピックアップトラック用のバッテリーを生産すると予想している。