ソフトバンクグループ傘下のチップ設計会社アームは、新規株式公開(IPO)で目指す完全希薄化後評価額545億ドルに達するのに十分な投資家支援の獲得に近づいており、同社は投資家に評価額の引き上げを求めることを検討していると関係者が語った。

関係者によると、投資家の強い需要により、アームの公募価格は1株当たり47~51ドルという価格設定範囲の上限に達するか、それを超える可能性があり、これは米国株式市場で過去2年間で最大のIPOとなる。

関係者によると、IPOの募集超過を踏まえ、Armは価格帯を拡大し、545億ドル以上の評価額を求める可能性について議論しているという。アームは価格帯を据え置き、水曜日のIPOの価格をその範囲を上回る価格設定にすることも検討しており、そうすれば評価額も545億ドルを超えることになる、と関係筋は付け加えた。

しかし、関係筋によると、ソフトバンクは約50億ドルを調達するIPO後もアーム株の90.6%を維持したいため、アームはこれ以上株式を発行しないという。

アームは月曜日に投資家からいくつかの重要な注文を受けた後、今後2日以内に価格帯を引き上げるかどうかを決定すると関係者の1人は述べた。