マイクロンが昨年末、29年続いた消費者向けブランド「クルーシャル」を閉鎖すると発表した後、別のメモリ大手SKハイニックスもそれに倣い、消費者向けDRAMおよびNAND事業から撤退する可能性がある。著名な内部告発者であるジュカン氏によると、SKハイニックスはマイクロンに倣い、利益の少ない消費者市場から生産能力を撤退することを検討しているという。このニュースが本当であれば、マイクロンに続いてまたストレージ大手が消費者市場から撤退することになる。

Micronとは異なり、SK Hynixはメモリやストレージ製品をブランド名で直接販売していないが、同社が供給するチップは多くの消費者向け製品の重要な部分を占めている。
ひとたび供給が途絶えてしまえば、デルなどのOEMメーカーや多くのサードパーティ製メモリ/SSDブランドは深刻な「食糧不足」の危機に直面することになる。
SKハイニックスが本当に消費者市場から撤退すれば、サムスンは世界最大のストレージとNANDのサプライヤーとなり、中国などのストレージ企業にとっても世界市場シェアを強化する絶好の機会となる。
SKハイニックスが消費者市場から撤退するというニュースはまだ噂に過ぎないが、このニュースの広がり自体がストレージ市場の現在の窮状を反映している。市場の需要と供給の不均衡は少なくとも2028年までは緩和しないと予想されている。
