Apple内部関係者の話として伝えた海外メディアによると、2026年9月1日にAppleの第8代CEOに正式に就任するジョン・ターナス氏は社内で概ね好意的な評価を受けており、現CEOのティム・クック氏よりも意思決定において決断力があるとの見方もあるという。

同報告書は、ターナス氏がクック氏の後任となり、クック氏がアップルの執行会長に転任するというニュースが発表された後、市場はこの人事異動を消化しつつあると指摘し、ブルームバーグはこの後継者の取り決めに対するアップルの初期反応を把握したと主張した。ターナス氏と一緒に働いた数人の同僚は、決定を下す前に十分な協議を通じて合意を求めることを好んだクック氏とは対照的に、同氏を「意思決定をする意欲がある」人物だと評した。
しかし、この主張は最終的に、クック氏とターナス氏の両方と密接に働いていたと言われる匿名の従業員に焦点を当てた。この人は「プランAかプランB」でテルヌスに行くなら「テルヌスが選択してくれる」と言いました。しかし、「A か B と一緒にティムのところに行くと、彼はすぐには選ばないでしょう。疑問がある場合は、まず一連の質問をします。」この関係者の意見では、テルヌスの選択は「正しいか間違っているかもしれないが、少なくともそれは決断だ」という。
ターナス氏は従業員に対し、CEO就任後もAppleのハードウェアエンジニアリング分野に密接に関与し続けると語ったと言われている。同氏はかつてスティーブ・ジョブズの下で働いていたことも強調していたことから、関連報道では同氏がジョブズのような製品に今後も高い関心を持ち続けるのではないかと考えられている。
スティーブ・ジョブズは後継者を選ぶ際、デザインや焦点の面で今後起こり得る問題をある程度予見し、それを理由にクック氏を批判した。ジョブズの伝記作家ウォルター・アイザックソンは2019年のインタビューで、著書の中での発言を「和らげた」と明らかにした。当時のジョブズ氏の当初の言葉は、クック氏は「何でもできる」というものだったものの、その後、「しかし、ティム氏は製品志向の人間ではない」と単刀直入に言い放った。
クック氏時代が終わり、ターナス氏が正式に就任する中、経営陣交代後のアップルが意思決定スタイルや製品の方向性の点で「ジョブズ時代」に近い色を見せるかどうかが外の世界では一般に注目されている。 「より決断力が増した」という内部関係者の評価は、この変化を観察する初期の兆候の1つになりつつある。