10月10日のニュースによると、ロシア宇宙庁は現地時間月曜日、国際宇宙ステーションに接続されているロシアの多機能実験棟「サイエンス」で冷却液漏れが発生し、予備ラジエーターパイプ内の冷却液が宇宙空間に噴霧されたと発表した。ロスコスモスは、国際宇宙ステーションの乗組員7人に危険はなかったと述べた。 NASAの広報担当者はコメントの要請に応じなかった。
国際宇宙ステーションにドッキングされているロシア製機器の流出は過去1年で3回目となると報じられている。昨年12月、国際宇宙ステーションにドッキングしていたロシアのソユーズ宇宙船から冷却液が漏れ始めたため、NASAは計画していた船外活動を延期せざるを得なくなった。今年2月にも、国際宇宙ステーションにドッキングしているロシアのプログレス貨物宇宙船でも同様の漏洩が発生した。
NASAによる国際宇宙ステーションのリアルタイム音声モニタリングによると、ヒューストンで勤務するNASAのミッション管制官らは月曜日、国際宇宙ステーションの宇宙飛行士たちに無線で連絡し、窓の外を眺めて客室の外に雪の結晶のような物体が浮いているかどうか観察できるかどうか尋ねた。
宇宙飛行士の一人は後に「はい、ロシア科学実験棟のラジエーターから漏れている」と認めた。
ロシアの「サイエンス」多機能実験モジュールは2021年に打ち上げられ、国際宇宙ステーションにドッキングされる予定だ。これはロシアが所有する同駅最大のモジュールである。ロスコスモスは、漏れはサイエンス実験モジュールの外部バックアップラジエーター回路の故障が原因で、主冷却回路は正常に動作していたと述べた。 NASAの管制官は月曜日、国際宇宙ステーションの乗組員に対し、NASAとロスコスモスが協力して漏れの分析に取り組んでいることを伝えた。
ロシア宇宙庁は最初の2件の漏洩は微小隕石などの外部要因によるものだとし、NASAもこの声明に同意した。