中東戦争によるエネルギー価格の高騰を各国政府が抑制しようとするなか、国際エネルギー機関(IEA)は過去最大規模の緊急石油備蓄の放出を承認した。 IEAは水曜日、加盟国が4億バレルの石油を放出すると発表した。

ペルシャ湾の重要なホルムズ海峡での石油輸送がほぼ停止したため、今週初めにロンドンで原油価格が1バレル=120ドル近くまで急騰したが、政府が石油埋蔵量を活用するとの期待もあり、その後先物相場は下落した。

OECD加盟国間の備蓄放出を調整しているIEAは、OECD加盟32カ国が最大のバッファーである米国の戦略石油備蓄を含め、12億バレル以上の公的緊急備蓄を保有していると述べた。さらに、政府が要求する産業埋蔵量は6億バレルある。