米政府は、イラン封鎖の際に米海軍が拿捕したイラン関連のタンカー2隻の拿捕を目指しているとホワイトハウス高官が明らかにした。同当局者は、米司法省が差し押さえ手続きを開始したと述べたが、具体的な手続きや船内の原油の差し押さえが目的かどうかについては詳しく述べなかった。この慎重な作戦について匿名を条件に語った同当局者は、作戦上の安全性を理由に、船の最終的な配置を明らかにしたり、現在の航路について話したりすることを拒否した。

国防総省によると、米軍は先週、スリランカ近海でティファニ船とフォニックス船(後者はマジェスティックXとも呼ばれる)に乗船した。その後数日間、タンカーはインド洋を航行し続け、何度も進路を変えたように見えた。

米国とイランはホルムズ海峡とその周辺で二重封鎖を実施しており、ドナルド・トランプ米大統領はテヘランへの経済圧力の強化を目指しており、イスラム共和国は米国の圧力に対抗しようとしている。

船長が米国の封鎖を試みようとしたいくつかのケースでは、米海軍は迎撃した船舶にペルシャ湾の港に戻るよう指示した。イラン関連船舶からの石油貨物の拿捕は、トランプ大統領の経済攻勢の激化を示すもので、1月にベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領が逮捕されて以来、ベネズエラ産原油をターゲットとした戦略に匹敵するものとなるだろう。