11月17日、グーグルとその親会社アルファベットのサンダー・ピチャイ最高経営責任者(CEO)は、中国が人工知能の「フロンティア」にあると予想し、米国が人工知能の規制とイノベーションにおいてアジア諸国と協力することが重要だと述べた。


ピチャイ氏はサンフランシスコで開催されたアジア太平洋経済協力会議の傍らでインタビューに応じ、中国の人工知能プロジェクトの規模は「衝撃的」であり、「ある意味で中国は人工知能の最前線に立つだろう。それに疑いの余地はない」と述べた。

同氏はさらに、「これには強力な協力関係の確立が必要だ。グーグルで人工知能技術の開発を優先させた経験から判断すると、中国と米国が人工知能やその他の面で深い交流を持たなければ、長期的に進歩することは不可能だと思う。この種の交流はこのプロセスに不可欠な部分になるはずだ」と述べた。

ピチャイ氏に加えて、マイクロソフト、シティバンク、テスラ、その他の大手多国籍企業の幹部も会議に出席した。

ピチャイ氏は、AIの安全性に関する世界的な協力の必要性を、気候変動と戦うために協力する重要性と比較した。同氏は、ある国の人工知能技術に問題があれば、インターネット上のすべての人に問題が生じるだろうと説明した。

CEOはまた、Googleが今後リリースするGeminiについても語った。Geminiは、自然言語応答でプロンプトに答えるために他の最先端のモデルと競合する、大規模なデータセットでトレーニングされた大規模な言語モデルである。ピチャイ氏は、同社の現在の焦点は、Geminiの「1.0」バージョンを「できるだけ早く」リリースし、その後、より複雑なテクノロジーを搭載した後続バージョンをリリースすることだと述べた。

「これから起こるイノベーションに非常に興奮している。我々はこの瞬間のために会社を設立した」とピチャイ氏は語った。